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ダックスの毛色を決める遺伝子とその優劣の考え方
- ここに、上げる遺伝子座以外のシリーズについては、コートカラーに影響を与えない優性(劣性)因子のホモ結合で固定
されているものとします。
- 必ずしも、この判定が正しいとは限りませんし、多数意見と合致しない部分も有ります。 管理人自体まだ迷ってる部分
もありますが、決定づけないと先に進めないので、現時点では以下の考え方で統一しています。
毛色を決めるシリーズ(遺伝子座)と、その遺伝子の優劣順位です。
- Agouti locus アグーチ シリーズ
- [ay] フェオメラニン(レッド)を発現
- [at] ユーメラニン(ブラック/タン)を発現
- [as] セーブルを発現 [As][asw] 等で表される事も多く優劣順位が未確定?
- Extension locus エクステンション シリーズ
- [E] コートに影響を与えず
- [e] ユーメラニン(ブラック)をフェオメラニン(レッド)に変える
- Dominant Black locus ブラック シリーズ
- [K] ブラックを発現 Aシリーズの優勢[A]で表される事も多くある
- [Kbr] ブリンドルを発現 Eシリーズの[Ebr][ebr]で表される事も多くある
- [k] コートに影響を与えず
- Brown locus ブラウン シリーズ
- [B] コートに影響を与えず
- [b] ブラックを薄める(チョコレートにする)
- Color(Albino) locus カラー(アルビノ) シリーズ
- [C] コートに影響を与えず
- [cch] フェオメラニン(レッド)を薄める (ゴールド・クリームにする)
- Dilution locus ダイリューション シリーズ
- [D] コートに影響を与えず
- [d] コートをブルー(グレー)色に薄める
- Male locus マール シリーズ
- [M] ダップル班を発現
- [m] コートに影響を与えず
- Spot locus スポット シリーズ
- [S] コートに影響を与えず
- [sp] パイボールドを発現
- [sw] パイボールドを発現
- Ticking locus ティッキング シリーズ
- [T] コートに影響を与えず
- [t] ティッキングマークを発現
不完全優性について
よく「優性遺伝子」「劣性遺伝子」といわれますが、ここでは、本システムに於ける優性の定義を記載します。
優性とは・・対立する遺伝子の表現型が、どちらか一方により近い表現をする場合(優性効果がある場合)、その遺伝子を優性と呼びます。
つまり、優性遺伝子の表現型が100%表現されているものだけではなく、対立遺伝子表現型の平均より、少しでもその遺伝子に近い表現型が発現する場合は、全て優性です。
そして、その優劣が逆転することはありません。
そして、その反対が劣性です。
対立する遺伝子の表現型が、全く同じ割合だけ表現されることを「共優性」と呼びます。
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赤[R]・青[b] がヘテロ結合した場合
[R]が優性とすると、向かって左側の色全てが "優性R" の発現色です。
つまり、"真っ赤"でも"ピンク"でも "優性R" が表現されている事になります。
真ん中のラインが、"共優性"です。
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そして、上記図の左端から真ん中のラインの間で、発現する色が完全に決まっていない遺伝子型が「不完全優性」です。
つまり、不完全優性で有っても、「青」になることはありません。
よく、"ダップル"や"ブリンドル"因子が劣性のように言われますが・・上記図の真ん中ライン近くで発現した場合、あたかも発現していないように見えてしまう事から、劣性(キャリーする)と、言われているのだと思います。
*もし、ダップルがキャリーするなら、危なくてしょうが有りません! あらゆる所で「ダブルダップルメイティング」が起きてしまいます。
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